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「無限に広がるチャレンジと感動を、IPを通して世界に届けたい」And Epoch株式会社 ディレクターの柳に聞く組織と今後の展開について

本日は株式会社Brave groupの子会社であるAnd Epoch株式会社(以下、And Epoch)にて、MUGEN LIVEチームを率いている柳 欣楠に、MUGEN LIVEの事業と今後の展開について聞きました。

 

And Epoch株式会社 MUGEN LIVEチーム

柳 欣楠

投資銀行、日系企業の中国拠点立ち上げを経験した後、広告代理店、中国系ゲーム会社、非エンターテインメント企業にてVTuber事業の立ち上げに従事。
2022年に当社の子会社である株式会社バーチャルエンターテイメントに入社、その後And Epochへ転籍。現在は子会社であるAnd Epoch株式会社 VTuber企画「MUGEN LIVE」のディレクターとして、タレントマネジメントから運営、イベントのプロデュースまで、幅広い業務を担当。

本日はお時間をいただきありがとうございます!早速ですが、自己紹介をお願いいたします。

はい。
私は2001年に来日して、日本語学校、そして日本の大学に入学しました。卒業後は証券会社でのM&Aのアドバイザリー業務、日系ゲーム会社の中国拠点や新規事業の立ち上げ、広告代理店、中国系ゲーム会社での事業開発業務、オリジナルIPのメディアミックス、VTuber事業の立ち上げに関わりました。そこで、事業開発者という立場でしたが、VTuber事業の企画からタレントの育成まで、事業の全てをプレイングマネージャー的に幅広く担当しました。
そして、2020年に中国系ゲーム会社を退職した後、もう一度自身でゼロからVTuber事業を立ち上げたいと考え、事業立ち上げができる日系企業に転職をしました。
設立間もない会社で、かつ私以外の社員はエンターテインメントに関する知見もない状況でしたので、私が現在のMUGEN LIVEの前身を企画し、2021年8月に立ち上げました。
そして、ご縁があって2022年2月にBrave groupに事業買収がなされ、その後、私と当時のチームメンバーが全員転籍する、というかたちでAnd Epochにジョインしました。

そういった経緯で当社にジョインされたのですね!ところで、証券会社、そして事業会社を経験したあとに、コンテンツを創る事業側に転職されたのは、何か強い想いがあったのでしょうか?

そうですね。
1社目の証券会社でM&Aのアドバイザリー業務を担当していた際に、クライアントに事業会社が多く、事業会社の担当の方からお話しを聞いていくうちに、興味や関心が強くなりました。いつか事業会社でコンテンツを創る仕事をしたいと、その当時から考えていましたね。
また、コンテンツへの想いというと、実は幼少期から日本のアニメを見て育ってきました。その当時は中国では日本のアニメがたくさん放送されていて、その頃に見ていたアニメに非常に影響を受けました!特にバスケのアニメにとても熱中していましたね(笑)日本語学校に通う前から、アニメを通じて日本語を独学で学んでいたほどです。
そして、高校卒業と同時に来日し、日本の大学に入学しました。もしかすると、その当時から日本のアニメ・漫画のようなIPコンテンツに関わりたいと、漠然と考えていたのかもしれませんね。

日本のアニメ・漫画などのIPコンテンツへの熱い想いがあったのですね!では、次に柳さんが率いているMUGEN LIVEチームについてご紹介いただけますか?

はい。
私の所属するAnd EpochのMUGEN LIVEチームは、「無限に広がるチャレンジと感動を」をビジョンとし、主にMUGEN LIVEの企画から運営を行っています。Brave groupの他IPコンテンツである、ぶいすぽっ!RIOT MUSIC等は、現在主に日本のマーケットを中心に展開していますが、MUGEN LIVEについては中国のマーケットに特化して展開しており、当社のタレントも中国の配信サービスであるbilibili上で活動をしています。
コンテンツのテイストも、当社の他IPコンテンツとは異なり、ぶいすぽっ!のesportsや、RIOT MUSICの音楽、という決まったコンセプトの中での活動ではなく、タレントそれぞれの個性にあわせて、ゲーム、雑談、音楽など、それぞれが異なる活動を行っています。また、中国ならではの文化やテイストにあわせたコンテンツ作りも行っていますね。
そのため、チームメンバーは私を含めて全員中国籍です。このメンバー構成は、Brave groupの他の社員構成と比較すると特殊ですね。
私の役割については、タレント育成・およびマネジメント、配信のサポート、各種IPやイベントのプランニング・ディレクション、そしてプロモーションなど、ほぼ全ての業務を担当しています。何でも屋に近いですね(笑)
2023年2月5日の元宵節(げんしょうせつ。旧暦の一年の最初の満月の日、日本でいうところの小正月を祝う中華圏での習慣のことを指します)にはMUGEN LIVE主催でライブを開催したのですが、イベントの企画制作から、ゲストでご参加頂くVTuberの方との調整、ライティングやエフェクトなどのステージ演出のディレクション、そして当日の運営までイベントの全てを担当しましたね。
実は、私を含めたチームメンバー全員が、このような大型なイベントを企画から運営まで行ったのは今回が初めてのことでした。全員が未経験の中、試行錯誤を繰り返しながら全行程に取り組みましたね。今振り返ると、とてもハードでした(笑)ただ、当日は非常に多くの方に御覧頂いて、ポジティブな感想も多く頂き、大きな手ごたえを感じましたね。今後も、ライブをはじめとしたイベントを多く企画していきたいですし、イベントを通してMUGEN LIVEを広めていきたいです。今後は、前回のライブイベントの経験を活かして、豪華なステージングや3Dモデルの実装など、よりクオリティの高いものをファンの方にお届けしたいと考えています。

ありがとうございます!Brave groupとして、2023年以降はより事業が多角的・グローバルに展開されていきますが、柳さんは今後のMUGEN LIVEの戦略をどのように考えていますか?

はい。
2023年以降ですが、よりMUGEN LIVEを広め、ファンの方を増やしていきたいと考えています。現在、MUGEN LIVEにはNANAE、NTE、ANNA、HANAと4名のタレントが在籍しており、全てのタレントを合わせると8万人ほどの方から応援をいただいております。2023年中には新メンバーのデビューもあり、50万人の方から応援頂けるようにしたい、とタレントと話していまして(笑)目標を達成すべく、新しいキャラクターのデビューやプロモーション、イベントなどをしっかりと展開・開催していく予定です。
中国のVTuberマーケットは1,000億円と、日本の600億円のマーケットと比較しても規模が非常に大きいですから、挑戦しがいは十分にあると考えています。
また、ファンの方を増やすことと合わせて、MUGEN LIVEで活躍したいと考えている未来のタレントの方も増やしていきたいですね。そして、いずれは新しいコンセプトのVTuberグループや、Brave groupとしてまだ挑戦したことがないテイストのVTuberのデビューも仕掛けていきたいと考えています。詳細はお伝えできませんが、コンセプトが固定されている他社のIPではなかなかチャレンジできない領域だと考えていますので、MUGEN LIVEチームが挑戦し、成功をすることで、グループ内の他のIPに対しても良い影響を与えていきたいです。
そのために、私を含めMUGEN LIVEチームも、個々がより責任と広い裁量を持って業務に取り組み、それぞれがレベルアップできるようにしたいと考えています。

他のIPとは異なるコンセプトだからこそ、挑戦する領域、そして業務の裁量も幅が広いのですね!挑戦しがいのある環境を探されている方にとっては、とても魅力的ですね。
では、最後にこの記事を読んでいるであろう未来のメンバーに向けて、どのような方を迎えたいか一言お願いできますか?

はい。
まず、中国語が日常会話レベルでできることや、中国の文化に対する知見があることが絶対条件になります。また、中国のマーケットに特化して展開しているため、中国のVTuber業界や、ACG(中国のサブカルチャーの文脈において、アニメ、マンガ(コミック)、ゲームの総称)業界への理解も必要です。
そして、MUGEN LIVEチームの特徴もお伝えすると、一人ひとりの裁量権が非常に大きく、各自が自由と責任の中で業務をしています。あるデザイナーは、IPそのもののデザインから、グッズの企画・デザインやディレクションも行っていますし、先日のライブでも演出作成を担当していました。私もある程度のマネジメントは行いますが、個々の裁量や意思を大事にしています。ですので、自身でゼロイチで新しいものを企画し、創り、そして世界中に届けたいと考えている人には、非常にマッチする環境なのではないでしょうか。
もちろん、結果も求められますのでPDCAを繰り返し、自走できる力も必要ですね。
最後に、MUGEN LIVEはムゲンに広がるチャレンジと感動を、IPを通して世界に届けたいと考えています。タレントたちの配信上やイベントでのチャレンジはもちろんですが、タレントたちを支える私たちも、日々新しい業務領域や企画にチャレンジしています。私たちと一緒に、中国のマーケットに対して感動を届けるため、チャレンジをし続けてくださる方からの応募をお待ちしています。

ありがとうございました!

ありがとうございました。

 

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