こんにちは、「ぶれすと」編集部です。
今回は「インターンシップ(以下、インターン)」をテーマに、インターンを経て当社グループで活躍するメンバーのストーリーを対談形式でお届けします!
株式会社Brave groupクリエイティブ本部 スタジオ部
市橋 創
明治大学 理工学部 電気生命理工学科で生命科学・電気工学を学ぶ。
現在はクリエイティブ本部にて、3D LIVEで使用している基盤システムのアップデートや新規機能の開発を担当。
株式会社Brave groupクリエイティブ本部 スタジオ部
杉田 裕哉
日本工学院八王子専門学校 CG映像科で、CGのモデリングを学ぶ。
現在はクリエイティブ本部でオンラインライブのステージおよび演出制作や、ライブで使用する新規機能の開発を担当。
当社グループのメンバーについて
まずは当社グループと事業を支えるメンバーについて、簡単にご紹介いたします。
Brave groupは2024年4月現在、Brave groupを含む全16社で29事業を展開しています。
そして、新会社の設立や経営統合、新規事業の創出に伴い、メンバーも急激に増えております!
2023年4月時点ではグループ全社で95名規模でしたが、Geek Hive、ディーワンやLaRa、そしてSmarpriseとの経営統合に加え、Braveをもつメンバーが多く集まったことで、2024年4月時点では301名となりました。
詳細は当社グループの採用サイト内、「データで見るBrave group」ページをご覧ください。
4月1日には23名のメンバーが入社し、そのうち12名が新卒でした。中でもインターンから社員に登用されたメンバーは6名と、会社の拡大にあわせて事業を支えるメンバー一人ひとりが目まぐるしい成長を続けています!
インターンから社員として入社をしたメンバーの声
そこで、実際に今春にインターンを経て当社へ入社をした市橋・杉田の二人に「入社の決め手」と「やりがい」についてお話を聞きました!
ぶれすと編集部:
本日はお時間をいただきありがとうございます。
早速ですがお二人の自己紹介と、まずは当社のインターンに興味を持ったきっかけを教えてください!
市橋:
私の出身大学は明治大学 理工学部の電気生命理工学科で、主に生命科学と電気工学の両方の知識を学びました。
その知識を活かし、私が現在所属しているクリエイティブ本部(旧スタジオ本部)では3D LIVEで使用している基盤システムの開発を行っており、既存機能のアップデートや新しい機能を制作しています。
インターンに興味を持ったきっかけは、研究室での活動を通してVRなどのバーチャルなコンテンツに対して興味を持っていた時に、当社グループの求人を見かけて「なんだか面白そう!」と感じたことです!
研究室での活動や個人で勉強したVRの知識を活かし、さらにインターンを経験することでリアルな現場でしか得られない知識を得るため「今すぐ挑戦するしかない!」と思い、当社のインターン求人に応募をしました。
ぶれすと編集部:
なるほど!そのような背景で当社のインターンに応募されたのですね。
では、杉田さんも自己紹介をお願いいたします!
杉田:
はい!
私の出身大学は日本工学院八王子専門学校 CG映像科で、CGのモデリングを中心に学んでいました。
そして、現在私が所属しているクリエイティブ本部ではモデリングの他に、Unity(※)を使用したオンラインライブのステージ制作や演出を行っており、ライブで使用する新しい機能の開発も行っています。
当社のインターンに応募をしたきっかけは、現在所属しているクリエイティブ本部に同じ学校を卒業された先輩が所属していたことです。さらに、私が専門学校時代にお世話になった担任の先生も一緒であるという共通点もありました。
その先輩から担任の先生へインターンのお話を持ちかけていただいたこと、
そして何より私自身が高校生の頃からVTuberが好きだったこともあり、当社のインターンに対して興味を持ちました。
※Unity (ユニティ)とは、Unity Technology社が開発しているゲーム制作を中心に建築、自動車業界でも使われている開発環境のことを指す。
なぜ当社に入社を?決め手を聞いた!
ぶれすと編集部:
お二人ともVTuberやバーチャルなコンテンツに興味があったことはもちろん、学生時代に学んだ事を活かしたいと思い、当社にインターンとしてジョインされたのですね!
ちなみに当社のインターンにご応募いただいた後の選考はどのように進みましたか?
市橋:
一次選考はBrave groupクリエイティブ本部の方との面接でした。
最終選考は同じく現場の方とクリエイティブ本部長 中村さん とBrave group 取締役 執行役員の舩橋さんが担当でした。
当時は1人前に業務をこなすことができる技術やスキルはありませんでしたが、とにかくVTuber業界やバーチャル領域に興味があることを伝えなければという熱意と気持ちだけでお話ししました。(笑)。
選考では面接を担当して下さった方からプロとしての意見やお話をいただいたのですが、当社の選考で特に印象的だった事が中村さんとの面接です。
熱意と気持ちだけで乗り切ることを完全に見透かされており、気持ちに対して技術やスキルが追い付いていないことを明言して下さったのです。
ここまでしっかりと明言して下さり、そして足りていないスキルを明示して下さる方は、私生活においてもなかなか出会えずとても驚きました。同時に、面接という短い時間で真剣に私自身に向き合って下さっていることを実感し、とても嬉しく思いました。そこから、中村さんであればどのようなことでも信頼してお話しできると感じ、もしインターンとしてジョインできた場合は、自身に足りないスキルを伸ばすために当社で精一杯頑張ろうと決心しました。
杉田:
私の一次選考はクリエイティブ本部 3DCGチームの箕輪さんともう1名のスタッフの方との面接でした。
最終選考は市橋さんと同じく、中村さんと舩橋さんとの面接でした。
面接というよりは会話に近い雰囲気の中で、私のポートフォリオを見て頂きながら作品についてプレゼンをする形で面接が進みました。緊張が全く無く、ラフで和やかな空気感の中で面接をして下さったことを覚えています。
選考ではプロとしての目線から、中村さんやスタッフの方から様々な質問をいただきました。例えば、テーマの選定理由や、それぞれの作品に費やした時間、創り込みの精度など、1つひとつの作品に対して細かい部分まで評価していただきました。
和やかな雰囲気で面接が進みつつも、私が作品の中で疎かにしてしまった部分については的確に指摘をいただき、こだわった部分に対しては深堀りして質問をしていただきました。面接の中で当社に所属する先輩方のプロとしての経験や知識、そしてモノを創る感覚の鋭さを実感するような、誤魔化しが一切効かない面接でした。
面接を通じて私と先輩方のクリエイターとしてのレベルの違いを感じたと同時に、この環境で私自身も成長をし続けたい想いが芽生えました。入社後は少しでも中村さんや面接してくださった方々に追いつこうと思いましたし、現在の自身のモチベーションにも繋がっています。
インターンでも1人のエンジニアとしてのリスペクトを感じ、より業務に熱中したいと思いました
ぶれすと編集部:
お二人とも面接での会話に刺激を受けて、インターンとしてジョインされたんですね!
さて、市橋さんと杉田さんは2024年4月付で社員として登用されましたが、インターンを経て当社グループの社員になりたいと思ったきっかけも教えてください。
市橋:
私がBrave groupの社員になることを考え始めたきっかけは、私の所属しているクリエイティブ本部の皆さんから、私自身に対するリスペクトを実感したことです。
2022年から当社でインターンをしていたのですが、入社当初からインターンの枠を超えて様々な業務を任せていただきました。現在も3D LIVEで使用している基盤システムの開発業務や、ライブイベント当日のオペレーションもそうですが、おそらく一般的な企業へのインターンではあまり経験することができない業務に携わることができたと考えています。
それらの業務をこなしていく中で、先輩方から「インターンの市橋」ではなく「エンジニアの市橋」として接していただくシーンが徐々に増え、自身の業務を認めてくださっている、リスペクトしていただいていると感じました!先輩方と比較すると業界や業務に対する経験が不足している分、任されている業務に精一杯向き合い、エンジニアとしてポジティブな意見をお伝えしてきたからこそかもしれませんが(笑)。
また、インターンを経て自身の業務の幅が広がっていくことを感じることができ、とても嬉しかったです!一方で、自身で対応したい作業があっても、インターンという限られた時間の中で対応することに限界があった業務もあり、歯がゆさを感じました。社員になれば、インターン以上に業務と向き合える時間が増えると思ったことも、社員になりたいと思ったきっかけです。
ぶれすと編集部:
インターンであっても一人のエンジニアとして業務に向き合い、その中で自身の成長を感じることができる、とても良い経験をされたのですね!
では、杉田さんはいかがですか?
杉田:
私も市橋さんと同じです!
インターンという立場ではありますが、オンラインライブのステージ制作やライブ上で使用する新たなギミックの制作など、責任のある業務を任せていただけたことが自身の経験にもなりましたし、中村さんをはじめとしたクリエイティブ本部の皆さんから信頼いただけていることを感じ、とても嬉しかったです。
大きな業務を任せていただけたことで、やりがいや達成感を感じたと同時に、自身のスキルの広がりを感じることができました。
そのような大きな業務経験の積み重ねの中で、自然と当社で働きたいと思うようになりました。
ぶれすと編集部:
一人のクリエイターとして様々なことに挑戦ができ、業務を経て成長を実感できる環境なのですね!
さて、お二人はインターンから社員となり数日間過ごされましたが、その中でギャップに感じたことはありましたか?
市橋:
ありました。
きっかけとなったやりがいとは真逆のお話になるのですが、一人のエンジニアとしてリスペクトして下さっている一方で、クリエイティブ本部の皆さんや、3D LIVEの制作を任せていただいた各IPを運営する皆様の期待に応えなければいけないプレッシャーがありました。
社員として業務に従事できる日が増える分、期待以上の結果を出さなければいけないと考えています。信頼して業務を任せていただいたことへの責任感は一定必要です。
ぶれすと編集部:
なるほど!
プレッシャーや責任感を乗り越えるための秘訣はありますか?
市橋:
「常に勉強し、業務の中に活かすことで感じられる自信」がプレッシャーを乗り越える為の秘訣です。
自分自身が今まで触れてこなかった技術はもちろん、現在も新しい技術が次々と誕生しています。エンジニアとしてできることの幅を増やすために常に勉強し、アウトプットとして業務で活かすことが重要だと思っています。
学んだことを業務で活かし、振り返って更に勉強し、次の日に更に挑戦することで、エンジニアとしてできることが増えますし、それらを積み重ねることで結果としてレベルアップができるし、自信にも繋がっています。
ぶれすと編集部:
ありがとうございます!
杉田さんもギャップに感じたことを教えていただけますか?
杉田:
特になかったのですが、しいて言えば勉強したことを業務で活かすためにはどうしたら良いかを常に考え続けることです。
当社のインターンでは様々な業務に携われることが魅力の一つです。一方で、元々自身が学んでいたモデリング技術以外のUnityを用いたライブ演出、照明などステージ制作に関連した業務に触れる機会が多く、任される業務を行う中で元々自分が持っている技術以外の領域を新たに学びながら業務に反映させることが特に大変だと感じています。。
幸いにも私自身は勉強や作業を苦痛に感じるタイプではないので、学びを業務に活かし続け、3D LIVEが形になっていく過程を楽しみながら日々の業務に従事しています。
ですので、インターンから社員になったから終わりではなく、ここからが理想のクリエイターになるためのスタートラインだと思いながら常に走り続けている感覚です。
ぶれすと編集部:
将来の自分の糧になることを想像しながら、日々勉強と業務に打ち込んでいらっしゃるんですね!
では、お二人が今後挑戦したいことやキャリアイメージを教えてください!
市橋:
今後はファンの方々に喜んでいただけるようなコンテンツをお届けできるよう、これまで以上に新規技術の開発や既存の機能のブラッシュアップに取り組みたいです。
私は3D LIVEを開催する際の、キャラクターそれぞれの細部の動きを制御する基盤を開発しているのですが、ファンの方にとってはキャラクターの表情の変化、手の動き一つひとつもキャラクターを構成するうえで非常に大事ですし、心に残るものだと考えています。ファンの皆さんの心に刻まれるような3D LIVEをチームで創るべく、これまで以上に新しい機能の開発に取り組み、3D LIVEに取り入れて行きたいと考えています。
そして今はまだ抽象的ではありますが、今後は今まで全く見たことがない新しい機能や、キャラクターを動かす仕組みを自身で作りたいと思ってます。
ぶれすと編集部:
とても素敵な挑戦ですね!今後3D LIVEでのキャラクターの新しい表現や動きが増えていたら、市橋さんが制作に携わった機能ということですね!
市橋:
詳しいことはまだ内緒ですが、私が開発した機能でまだ公開されていない機能があります。
お披露目までぜひ楽しみにしていてください!
ぶれすと編集部:
楽しみにしています!
では、杉田さんはいかがでしょうか?
杉田:
まずはクリエイティブ本部の先輩たちの技術力に少しでも早く追いついていけるよう、担当している業務で努力を重ね、結果を出したいです。
今まではステージ制作のみの業務でしたが、今後は現在挑戦しているステージ演出や照明の技術のほかにも音響など様々なことに挑戦し、オンライン・オフラインライブのクリエイティブにおいてできることの幅を広げていきたいです。
ですので、もし仮にスタッフの誰かが欠けてしまっても、「杉田がいるから大丈夫」と先輩方から言っていただけるような汎用性の高い人間になり、最終的には知識と経験を兼ね備えたジェネラリストになりたいと考えてます。
当社グループのインターンを志望する学生の皆様へ
ぶれすと編集部:
お二人ともクリエイターとして熱い目標を持っていてとても素敵です!
では最後に、これから当社グループのインターンを志望する学生の皆様に対してメッセージをお願いします!
市橋:
VTuberのライブを構成するうえで使っている技術はゲームに似ている部分はありつつも、ゲームと比べると歴史は浅く、技術における正解が無い状態です。きっと、どの会社もいまだに技術や表現を模索している段階だと思います。
だからこそ、ゲーム業界では表現することのできない、バーチャルでしかできない世界観をファンの皆さんにお楽しみいただくために、常に挑戦し続けることが重要になってくると思っています。
もし当社グループにエントリーされる方は、個人制作の範囲でも構いませんので、今までのポートフォリオはもちろん、VTuberのライブで挑戦したい企画や演出がありましたら是非面接で伝えてみてください!
そして、インターンとしてチームに加わった後も、自身の努力次第で提案した企画や演出が実際に使用される可能性は大いにあります。積極的に勉強と挑戦を繰り返して、自身の成長に繋げていただければと思います。
杉田:
インターンで在籍しているうちから自身が制作したものが世の中にでることはとても貴重な経験です。
私自身もこれまでに様々なステージや演出制作に携わり、時には大幅な修正など困難にぶつかることもありましたが、VTuberとCGでの表現が好きだからこそ、インターン当初から現在まで大変ながらも充実した毎日を過ごすことができたのだと思います。
もし私と同じようにVTuberやCGが好きで、細部までこだわりをもってステージやギミックを制作できる自信をお持ちの方は、是非当社のインターン選考にチャレンジしてみてください!
そして、インターンとして入社した後も、日々の業務で勉強と挑戦を続けることで、さらなる成長に繋がると自信を持って言えます。もし私と同じチームで業務をすることになったら、ステージやギミック制作などの表現について挑戦してみたいことをたくさん議論しましょう!最高なものを創るためにお力を貸して欲しいです!
ぶれすと編集部:
お二人ともありがとうございました!
この記事を通して当社グループのインターンでどのような経験ができるのか、社員になったメンバーがどのような経緯で入社を決めたのか、当社グループのインターンへ挑戦したいと思っている学生の皆様へ届けられたなら幸いです。
市橋・杉田:
ありがとうございました!
採用情報はこちら(2024.04.25時点)
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