こんにちは、「ぶれすと」編集部の川崎です。
今回は「グローバル」をテーマに、当社グループで数か月を過ごした社員のストーリーを対談形式でお届けします!
株式会社Brave group コーポレートグロース本部
太田 茜
入社7か月目。大手印刷会社での海外営業経験を経て当社にジョイン。
現在はコーポレートグロース本部で、主に海外向けIP事業の立ち上げ補佐業務を担当。
株式会社Brave group コーポレートグロース本部
Tin (ティン)
入社6か月目。フランス出身。開発会社にてエンジニア、フリーランスとしてアニメ・マンガコンテンツの翻訳など幅広い業務を経験後に来日。来日後はゲーム会社にて、ゲームの海外運営および海外展開、マーケティングを経験し、当社にジョイン。
現在は海外向けマーケティングの他、各種業務ツールの開発等を担当。
グローバルにルーツを持つメンバーについて
まずは当社グループとグローバルにルーツを持つメンバーについて、簡単にご紹介いたします。
Brave groupは2023年10月1日現在、12社のグループ会社で15事業を展開しています。
2023年6月にはアメリカ・サンフランシスコにBrave group US Inc.、イギリス・ロンドンにBrave group Europe Limitedを設立しました。
また、英語圏に特化したVTuberプロジェクト「V4Mirai」、欧州圏多言語VTuberプロジェクト「globie」の展開など、海外に向けた事業展開を進めています。
そして、海外展開に併せてグローバル人材の採用に注力しており、10月1日時点では10ヵ国におよぶ国籍のメンバーが当社グループに在籍しています。また、様々な国籍のメンバーだけでなく、外資系企業での業務経験や、過去にグローバルにルーツを持つ日本出身のメンバーも多く在籍しています。
グローバルにルーツを持つメンバーの声
そこで、グローバルにルーツを持ち、当社で活躍している太田・Tinの二人に、「入社前後のギャップ」や「当社グループの魅力」についてお話を聞きました!
川崎:
本日はお時間をいただきありがとうございます。
早速ですがお二人の自己紹介と、当社グループに入社したきっかけを教えてください!
太田:
はい!
元々学生時代からエンタメが好きで、更にぼんやりとではありますが海外に対する憧れも抱いており、いずれ日本のエンタメと海外両方に関わる仕事をしたいと考えていました。
大学では英米文学を学び、大学3年次にはオーストラリアへ1年間留学をしました。オーストラリアでは映画やメディアについて学びました!
その後帰国し、いざ就職活動を始めようとした際にコロナウイルスが全国的に流行し、その影響で多くのエンタメ企業も新卒採用を控えてしまいました。就職活動が思うように行きませんでしたが、内定を頂いた大手印刷会社への入社を決めました。
川崎:
なぜ印刷会社を選ばれたのですか?
太田:
出版・メディア部門を有していた印刷会社でしたので、いずれはその部門へ異動し、エンタメ業界に少しでも関われるだろうと考えました。
しかし、英語を話せることから出版部門ではなく海外営業部門に配属となってしまい、エンタメとは無縁な半導体の営業部門に携わることになりました。
配属先では海外営業担当として中国・アメリカの顧客を担当し、主に受注活動と品質改善や価格交渉等に携わっていました。
ただ、大手企業だったため出版部門への異動も叶わず、エンタメ業界に関わりたい気持ちが抑えきれず、転職活動を開始しました。大手企業ではチャレンジや、若手の活躍のしづらさを感じていたので、エンタメ業界でもベンチャーを中心に探していたところ、当社の求人を見つけました。
川崎:
なるほど!そういった経緯で当社の求人を見つけられたのですね。
では、Tinさんも自己紹介をお願いします!
Tin:
私は元々ゲーム開発に興味があり、学生時代はエンジニアリングの勉強をしながら、海外のゲーム会社でインターンを経験をしました。ただ、自身が想像していた開発現場と、実際に経験した開発現場のギャップに大きく苦しみました。少し開発から距離を置こうと思い、元々興味があった日本語と日本文学を大学で学んだ後、ワーキングホリデーを活用して来日しました。来日中はゲーム会社で、既存ゲームのフランス語版のコミュニティマネージャーを担当し、大学卒業後はゲームの海外運営や海外展開を担当していました。その後、マーケティング部門に異動となり、そこでは海外プロモーションの企画立案から数値分析を担当する傍ら、海外メディア・マスコミの広報担当や営業、海外版アプリ開発プロデューサーなど、幅広い業務を経験しました。
川崎:
かなり幅広いですね!Tinさんはどのような経緯で当社グループを知ったのでしょうか?
Tin:
実はフランスで過ごしていた時から日本のオタクカルチャーが大好きで、私はオタクカルチャーに育てて貰ったと言っても過言ではありません!
また、ゲーム会社で業務を行いながら、日本のアニメやマンガ、ゲームのフランス語や英語翻訳の業務、日本のアニメ・マンガを紹介する海外イベントのゲストリレーションをフリーランスで請け負っていました。日本のアニメやマンガが世界中の人々から親しまれている様子を間近で実感してきたことから、私自身もカルチャーを生み出す環境に身を置きたいと考えていたところ、当社の求人を見つけました。
なぜ当社に入社を?決め手を聞いた!
川崎:
お二人とも自己紹介頂きありがとうございます!お二人とも全く異なるバックボーンをお持ちですね!
ちなみに当社グループにご応募頂いた後の選考は、どのような形で進みましたか?
太田:
一次選考はBrave group 執行役員 コーポレートグロース本部(旧グローバルビジネス本部) 管掌役員 本部長の武田豊さん、二次選考はBrave group Europe Limitedの代表である滝澤さん、最終面接では取締役 執行役員の舩橋さんが担当でした。
どの方もとてもカジュアルで話しやすかったのですが、当社の選考で特に印象的だった事が2つあります。
1つ目は「選考を通じて事業と業務の解像度が格段に上がること」です。
通常の選考では企業からの質問に対して、自身の経験や考えを述べて終わることが多かったです。しかし、当社の選考では、自身の経験や考えを過程まで遡り、「当社ではこの業務をお任せすることになるため、あなたの経験や考えがこのように業務に活かすことができる」と再現性の高いフィードバックをして下さいました。その為、入社後も特に大きなギャップがなく業務に臨むことができました。
2つ目は「自己肯定感が上がること」です。
1つ目の内容と一部重複しますが、再現性の高いフィードバックをしてくださる際に、その時の行動や思考を肯定してくださる点が他社と大きく異なりました。コーポレートグロース本部の選考は、選考体験を非常に大事にしてくださっているような印象を受けており、選考が終わった後は事業・業務の解像度が上がることを超えて、当社グループのことが好きになっていましたね!
川崎:
当社グループのことが好きになる程の良い選考体験が、太田さんの心をうちぬいたんですね!
では、Tinさんはどうでしょうか?
Tin:
私も太田さんと同じで、マーケティング業務に関わることから2次選考は コーポレートグロース本部 副本部長の金さんに担当頂いたのですが、選考体験が非常に良かったです!
私自身、幅広い業務を経験してきたので、どの 管掌役員の金さん経験がどのように活かせるか不安だったのですが、「この経験は当社ではこの業務に活かせる」とか、「このような思考は当社の〇〇の業務を進めていくうえでとても重要」と細やかにフィードバックをして下さいました。
自身の幅広い業務経験や、意見・考えを受け入れて下さる点が、他社の選考ではあまり無く、非常に印象的でした!
川崎:
確かに当社のコーポレートグロース本部の選考体験は、選考を受けた後の候補者様からの感想がポジティブなものばかりです!話しやすい雰囲気づくりももちろんですが、まずは意見や考えを受け入れて下さっている点が特徴的と記載頂くことが多いですね。
では、ずばりお二人にお伺いします!入社の決め手は何ですか?
太田:
決め手はずばり「一緒に働く人たち」です!
初めての転職経験でしたので、様々な企業の選考を受けていたのですが、選考時の体験から、「きっとこの方たちの元であれば、最高なチームで、日本が誇るコンテンツを世界に向けて発信していけるだろう」と感じました。
また、私にとってVTuberは未知な領域でしたので、選考前は業務イメージが掴めるか、活躍できそうか不安だったのですが、選考を通して「未知だからこそチームで新しい事業創り、コンテンツ創りに挑戦したい」と考えが変わりました。ですので、オファーを頂けてとても嬉しかったことを覚えています!
Tin:
私も「一緒に働く人たち」が決め手ですね。
選考を通じて業務への理解や興味が格段に上がったことはもちろん、「武田さんや金さんのように、当社のIPを世界中に届けたい想いや情熱が高い方と一緒に仕事ができたら面白そう!」と感じたことが大きな決め手です。
私自身、日本のオタクカルチャーにいつか貢献したい、私たちの創ったコンテンツを世界の人々に届けたいと心から思っていました。コーポレートグロース本部の求める人物像の中に「日本発のIPを世界に対して、ビジネスを通じて広めていくことに熱意のある方」という項目がありますが、私のチームメンバーは全員、熱量が高い方ばかりです。彼らと一緒なら、会社に貢献し、そして当社発のIPを世界中に届けるお手伝いができるのではないかと考えています。
入社前後のギャップは?どのようなことにやりがいを感じてる?
川崎:
お二人とも「一緒に働く人たち」が決め手なんですね!
当社に入社して数か月経ちましたが、一緒に働く人たちへの印象は変わりましたか?
太田:
全く変わっていません!
入社後はスムーズに業務ができるよう、チーム全体でオンボーディングをして下さいました。
現在は主に海外向けIP事業の立ち上げ補佐業務を担当していますが、コンテンツの立ち上げ業務は初めてでしたので、国内の方はもちろん、Brave group US Incなど、海外拠点の方にもたくさん助けて頂きました。
特に立ち上げに携わらせて頂いた英語圏に特化したVTuberプロジェクト「V4Mirai」にはモチベーション高く関わらせて頂いています!先日もV4Miraiに所属しているAbi Kadabura、Serina Maikoの3Dお披露目を行いましたが、たくさんのファンの方に観て頂けてとても嬉しかったです。また私自身がいわゆるアニメやマンガのオタクではないため、一般的なコンテンツ消費者の視点から、海外VTuberの流行や正攻法、データを分析し、コンテンツのディレクションやブランディングを行っています。
また、コンテンツを創るため、社外のクリエイターとのコミュニケーションも担当していますが、例えばAbiの「お願いマッスル」など、自身がクリエイターとコミュニケーションを行いながら制作に携わったコンテンツが形になった瞬間を見ると、とてもワクワクしますね!社内で共有しても、良いフィードバックや改善点を率直に指摘して頂ける点も、コンテンツのディレクションをしている身としてとてもありがたいです。
Tin:
私も同じく、武田さんや金さんをはじめ、一緒に働く仲間たちへの印象は変わっていません。
チーム全体でのオンボーディングも非常に安心できましたし、入社前後のギャップはあまり感じませんでした。
そして、私は現在2つの「BI」に携わっています。
1つ目は「Brand Image(ブランドイメージ)」の向上です。海外向けマーケティングとデータ分析、そして広報室や当社グループ各事業を牽引している主要メンバーと連携し、コンテンツの英訳翻訳を行っています。当社グループが運営しているIPの魅力が、海外の方にも届くように引き続き頑張ります!
2つ目は「Business Intelligence(ビジネスインテリジェンス)」ツールの開発です。各事業の成長のためには過去のデータ分析も重要です。その為に、過去のデータを正しくストックし、正しく活用するためのツールが必要だと考えました。マーケターとエンジニアの2つの経験を活かすことができて、とてもやりがいを感じています。
また、環境面でもギャップはあまり無かったです。当社グループは現在グローバル人材の採用を活発に進めていることから、入社当初から様々な考えを持った、多様な国籍の方がいてとても嬉しかったですね。日系企業だと、日本らしい考え方を持った人しかいらっしゃらない印象を持たれる方が多いのですが、全くそんなことはありません。
私の上司である武田さんや、メンバーとお話しをすると、考え方の違いはもちろんあります。しかし、チーム全員が「日本発のIPを世界に対してビジネスを通じて広めていくことに熱意」を持つ方なので、お互いをリスペクトしながら建設的なコミュニケーションすることができて、とても助かっています。
太田:
確かに、建設的なコミュニケーションができることはとても助かっています!
前期はグローバル元年で、武田さんも国籍関係なく同じ志を持ったメンバーを集めたいと仰っていて、正にそのとおりにチームが組成されていきました。
多様なバックグラウンドを持った多様な国籍の方が集まっているので、1つのコンテンツに対する見方もそれぞれ違います。ですので、一つチーム内に質問を投げかけても異なる回答をたくさん頂けます。それぞれ熱量に溢れた回答で、宝箱の中の宝石のような状態です!そこから更に議論を重ねたり、良いと思った宝石を掴み、それを企画や動画コンテンツとして形にすることができる、非常に良いチームに所属できていると思います。
今後「挑戦」したいことは?
川崎:
ありがとうございます!
では、お二人が今後挑戦したいことを聞かせてください!
太田:
2つあります!
1つ目は、タレントたちと協力をしながら、自身の手がけた動画コンテンツで1,000万再生を達成することです!私が手がけたコンテンツをファンの方々が拡散して下さって、更にそのコンテンツを見た方が拡散して下さって、という良い循環を経験させていただきましたし、ファンの方の熱量に驚かされました。ファンの方々に更に良いコンテンツを届けるために、私自身もタレントと一緒にコンテンツ創りに邁進していきたいと考えています。
2つ目は、当社グループのIPのみで海外でイベントを開催することです。入社して3か月経った頃に海外出張に同行する機会を頂きまして、その時に現地の日本のコンテンツを発信するイベントに参加をしました。そこで、日本のアニメ・マンガが好きな海外ファンの皆様の熱量を肌で体感したのですが、その体験に影響を受けたのかもしれません。
当社グループは子会社それぞれで魅力的なIPを有していますので、V4Mirai以外、例えばぶいすぽっ!やRIOT MUSICなど、主に日本国内で展開しているIPも巻き込んだ合同イベントが海外で開催できたらと考えています!
Tin:
現在は2つのBIなど、事業の支援がメインではありますが、今後は海外向けコンテンツの立ち上げから携わってみたいと考えています。
事業の様々なデータを蓄積、分析、仮説を立ててきた経験がきっと活かせると思いますし、何より自身が「日本のオタクカルチャーが好きなフランス育ちの人」ですので、私と同じ海外のオタクの心をうちぬくコンテンツ創りに関わりたいです。
もちろん、既存のBI業務も手を抜きません。特にBIツールの開発は圧倒的スピードで達成し、データ収集などのタスクを全社的に自動化させ、事業を支える全社員の負担を減らすことができればと考えています。
川崎:
日本発のIPを世界に対して、ビジネスを通じて広めていくことへの情熱を感じました!
では、最後に当社グループの採用選考に進んでいる方や、当社グループの選考を受けたいと考えている方に、それぞれメッセージをお願いします!
太田:
私は日本のエンタメと海外両方に関わる仕事をしたい想いが抑えきれず、当社の選考を受けました。だからこそ、当社グループのIPやサービスを世界に届けたい熱い気持ちや、当社グループの事業を世界中に届ける為に自身でも挑戦をし続けたい気持ちをお持ちの方は、是非当社グループの選考に進んで頂きたいと考えています。
また、現在当社グループの選考を受けていらっしゃる方は、自身の好きなこと・興味があることに対する熱い想いを、不完全でも伝えきることをオススメします!
チャレンジをして絶対に損をすることがないと断言できるほどとても良い選考体験でしたし、きっと選考が終わった後、当社グループのファンになっていると断言します!
Tin:
当社は国籍関係なく意見を交わすことができ、更に自身の持っている経験やスキルをフル活用することで様々な業務に挑戦できる環境です。
私は日本語や日本文化を学び始めてから10年程経過しましたが、学び始めた当初以上に、多様な国籍の人が日系企業に入社・転職するハードルは下がってきました。ただ、まだ多くの企業では「日本の商習慣やしきたり」のような考え方が根付いたままとなっており、上手くコミュニケーションができないシーンもあると思います。
当社グループに入社した際に驚き、また嬉しかったことは、どのメンバーも、年齢・国籍は関係なく、フラットにコミュニケーションができることです。外国だから、日本だからという壁は一切存在せず、事業に対する想いや熱意、挑戦する気持ちを何より大切にするカルチャーは、様々な国に関わりながら仕事をした経験を持つ自身としても、とても過ごしやすい環境であると考えています。私のように、日本のエンタメを世界に届けたい、外国のオタクの方がいらっしゃれば、是非お話ししましょう!
川崎:
お二方ともありがとうございました!
この記事を通して、当社グループへ入社したグローバルにルーツを持つメンバーがどのような経緯で入社を決めたのか、そして入社後も挑戦を続けていく当社グループのカルチャーを感じていただけていたら幸いです。
太田・Tin:
ありがとうございました!
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