本日は株式会社MetaLabでメタバースプラットフォーム事業を牽引する近藤に、当事業への想いや、仕事の楽しさについて聞きました。
株式会社MetaLab プロダクトマネージャー
近藤 孝哉
大学を卒業後、新卒でLINE株式会社(現LINEヤフー株式会社)に入社。
ゲーム開発会社向けSDK(Software Development Kit)のプロダクトマネージャーやゲーム開発プランナー、アシスタントプロデューサー等を経て、2023年10月に当社に入社。
自身の野望に挑戦できる環境だと感じた
―― 近藤さんは前職であるLINE株式会社(現:LINEヤフー株式会社)で、数々のゲーム開発やプラットフォーム運営に携わってきましたが、どのような背景で当社グループのMetaLabにジョインしたのでしょうか。
もともとゲームが好きということもあり、以前からBrave groupや事業には関心を持っていました。その中でも、メタバースの学校を運営するMEキャンパスの事業については、エンターテインメント的な要素もありながら、同時に社会課題も解決できる事業でもあり、私自身とても注目をしていました。
そしてご縁があり、Brave groupの代表取締役である野口さんや、MetaLabの代表取締役である北さん、事業を支えるメンバーとお話をしていくなかで、私自身が好きなことや面白いと感じたことを、これまでの経験を活かして実現できる環境がありそうと確認したこと。そしてそれらを実現することで、会社に良い影響を与えられるのではと感じたことがきっかけで、当社に入社しました。
―― 面談での会話がきっかけで、入社を決められたのですね。
面談の中で、近藤さんがもっとも惹かれたシーンを教えていただけますか。
面談の中で挑戦したいことや得意なこと、苦手なことをお話しし、それらに対して「問題ない。挑戦したいことに挑戦し、近藤さんの得意なことを活かそう。」と言っていただけたことがとても大きかったです。
また、プロダクト開発の側面から考えると、意思決定が速かったり、スピード感を持って世の中にモノを送り出せるという点にも惹かれました。これまでは大企業に在籍していたこともあって、良くも悪くも多くの組織や人が関わり、届けるユーザーの規模も非常に大きいものでした。
対して、当社はスタートアップであり、フルタイムで勤務しているメンバーもまだ5、6人という規模感です。自身の意志や行動によってプロダクトの仕様や方向性が決まるなど、今までに経験したことがない、非常に面白い環境であると思いました。
―― 挑戦したいこと、得意なことや、苦手なことをお伝えできるフラットな面談だったのですね!
はい。
幼少期からインターネットが身近にある環境で過ごしており、テクノロジーには興味を持っていたため、面談では先端技術に関わりたいと伝えました。
また、MetaLabは教育事業だけでなく、当時はメタバース空間で推し活ができるFanTech事業の構想も進んでいました。その他、当社はBrave groupの一員でもあるので、VTuberやesportsとも関係性があり、それら全てが私が興味を持っている領域とも合致していました。
しかしながら、当時の社内にはそのような領域を担える人材がいなかったため、「そこで私自身の好きや面白いと感じる観点を生かしながらバリューを発揮していただきたい」と伝えられたのだと理解しました。
Brave groupはVisionに「時代をつくる、事業家集団へ」を掲げており、現在も会社や事業が急拡大している状況です。ただ、私自身は会社の代表や経営者になること以上に、自身が面白い、楽しいと思えるサービスをつくり続けたいと面接でお伝えしました。仕事は生活の大半を費やすものなので、仕事が楽しくなければ人生も楽しくないと考えているためです。
ですので、面談では飾らず、自分らしさを出してお話しさせてていただきました。実際の面談も雑談のようにたくさんのお話しができ、ネガティブな内容は一切ありませんでした。
―― 自然体で臨むことができた面談だったのですね。
そして、10月にジョインをして、入社前後のギャップなどはありましたか?
ギャップは全くありませんでした。
面談では私も率直にお話しをして、会社側からも率直に回答をいただけましたし、当時感じたことを信じた結果だと思っています。
10月に入社した私が、その2カ月後には一緒に働くメンバーを募集するためのインタビューに答えています。それだけ自分が面白い・楽しいと感じるサービスをつくりつづけた結果でもあるので、このエピソードからしても、私と会社がマッチしていることが体現できていると思いますね(笑)。
―― 確かに!FAViiなどの事業をはじめ、入社後からたくさんの事業に関わっていらっしゃいますね。また、入社してから気付いたBrave groupの強みや可能性はありましたか?
Brave group全体のシナジーについては、たくさんの可能性があると感じています。各社、各事業が互いに手を組めば、より面白いことができると考えています。
例えば、先端技術であるメタバース領域はVTuberとの親和性が非常に高いので、私自身も積極的に関わりを持ち、いずれ大きなサービスをつくりたいと野望を持っています。
実際に提案し、サービス化できそうな企画もありますので、引き続き自身が楽しい、面白いと思う新しいサービスを考え、形にし続けていきたいと考えています。
打席に立ち続けることができる環境
―― 大きな野望ですね!今から近藤さんが生み出すサービスがどのようなものになるか楽しみです。
さて、前職では主に近藤さんは開発領域を見てこられましたが、近藤さんだから分かる、MetaLabの技術的な強みについて教えてください。
私は技術職としてのバックグラウンドはありませんが、技術職の人と様々な接点があったという視点からお伝えすると、当社の技術力は非常に高いと感じています。ジョインから2ヶ月ほど経過しましたが、技術面で困ったことは特にありません。実現したいことを伝えるとほとんど解決していただけますね。
技術者とは単純に受発注の関係ではなく、実現したい内容と併せて、「もっと良いアイデアがあれば仕様を変えて構わない」とお伝えすると、素晴らしいアイデアが返ってくることもあります。前職でも技術力が高い会社にいましたが、遜色ない技術力だと思います。
―― 近藤さんの推進力とMetaLabの技術力が交わり、更に良いサービスが生まれる素敵な関係性ですね。その中で、近藤さんはMetaLabでどのような役割を担当されていますか?
FAViiという推し活(※)サービスでプロダクトマネージャーを担当しています。
いろいろなサービスを通じて先端技術を用いた推し活体験を提供しており、どのようなサービスをどのような順序で提供していくかを考えています。
また、一番良い形でシナジーを出すためにはどうすればいいのかといった、プラットフォーム全体の設計から、どのようなジャンルであれば将来のサービスやユーザー拡大につながるのかといったストーリーまで考えて企画をしています。
主に開発を担っていただいているのは、11月に経営統合が発表された株式会社ディーワンで、開発組織も一体となっていろいろな話ができることもユニークな点です。
実は、私が入社したときに開発が進んでいたサービスは1つだけでした。それ以外に箇条書き程のサービスアイデアが3つほどあり、それらのアイデアに対して理解を深め、サービスの企画書を作りました。
また、「誰も考え付かなかった面白いこと、楽しいことを考えたい」とも考えていたので、私もいくつも企画書をつくり、提案しました。
※推し活とは、アイドルやキャラクターなどの「推し」、いわゆるご贔屓を愛でたり応援したりする「推しを様々な形で応援する活動」のことを指す。
―― なるほど!全ておひとりで企画をつくり、提案されたのでしょうか。
複数のサービスの企画を私のみが担当している背景は、単純に人数が少ないからということもあります。
実は、入社1ヶ月後に行った個人の半期目標の項目として、「近藤の手が回らないため一緒に働く仲間を増やす」と北さんや田久保さんとお話ししていましたが、半期まで待てなくなってしまいました。私自身、たくさん企画を出しすぎたなと感じていますね(笑)。
―― 逆提案もされるなど、モチベーション高く業務に臨まれていますね!
モチベーションは非常に高いです!
個人的な承認欲求もあると思いますが、周囲に前向きなメンバーが多いため、私が「これ面白いよね」と言った企画に対してすぐに「いいね!」と反応していただけます。
そして、具体的に開発しようとスケジュールを切るとまったくリソースが足りない、という状況が頻発しています。
私が「これ面白いよね」と発したことがまず社内で「面白い」と認められ、そしてその先でユーザーにも「面白い」と言っていただけたら、非常に嬉しいです。
ユーザーに届けるための第一フェーズに、挑戦的で前向きなメンバーが集まっているということが、私の楽しさに繋がっていると思います。
―― 前職の大企業でも事業の立ち上げを経験していらっしゃいましたが、当社での様子とはまったく違いそうですね!
新卒でLINEに入社し6年ほど働きましたが、顔が見えない人の承認フローがたくさんあり、サービスを開発する判断をいただくまでに時間がかかっていました。
それには良くも悪くも事業精査などに時間がかかっているのだと思いますが、当社では「本当にいいんですか?!」と思うようなスピード感で承認をいただけます。
そのようなスピード感も、楽しさを感じる要因の一つかもしれませんね。
―― 多忙ながらも非常に楽しそうに業務に臨まれていますね。
その原動力はどこから湧き出してくるのでしょうか?
Brave groupの代表取締役である野口さんが、以前のインタビューで「打席に立ち続けることに意味がある」ということを話されていました。私も入社前にそのようなお話をいただいて、実際にそれが体現されていると感じています。
私の企画したサービスも、当たるか当たらないかは分からない領域ですが、「当たるかもしれない」と信じて打席に立ち続けられる状況にあるという点が、大きな原動力になっていると感じています。
自由なカルチャーの中で新しい価値を創造する楽しさ
―― ありがとうございます!打席に立ち続けること、それを体現できるカルチャーが魅力ということですね。
そういえば、ジョインいただいた際、当社の自由なカルチャーにも驚かれていましたね。
はい。
ありがたいことに、私もとても自由に動いています。端から見ると一見、業務に関係のないこともこなしているように見えるかもしれません(笑)。
例えば、最近ではChatGPTが話題ですが、ChatGPTに業務を手伝ってもらった事例を共有したり、業務と関係ないところで当社に所属しているメンバーとのワークショップを計画したりなど、今抱えているサービス以外でもいろいろな新しいことに取り組んでいます。
私自身の動きが売上に繋がったり、会社のカルチャー形成に繋がればいいなと考えています。
良くも悪くも人数が少なく、スタートアップ感のあるMetaLabのメンバーですし、最年少ということもあるので、自身の思うままに行動し、それが受け入れられているという社風がまさに自由という言葉に体現されていると思います。
―― とても自由ですね(笑)。MetaLabのメンバーなら許してくれる!と考え、思うがままに動かれているのでしょうか?
そうですね、私は生意気な人間ですし、ビジネスマンっぽくない見た目も変えないつもりです(笑)。
私自身もプラットフォームの上流工程から、サービスの具現化までを自由に考えている方が、より力を発揮できると考えています。当社も私のことを「自由な人間」と理解をしていただいているからこそ、思うままに動けているのだと感じます。
自由に動けているからこそ、数か月でたくさんのサービスを企画し、具現化できるフェーズまで推進することができました。きっと北さんやMetaLabのメンバーも、短期間でいくつもサービスを創り上げるとは想定していなかったと思います。
さらにこの勢いを加速するために、なるべく早く我々と一緒に走ってくださる人を見つけたいです。
―― なるほど!どのような仲間に一緒に走っていただきたいですか?
人生や仕事を楽しんでくれる人が良いと考えています。
まだ先行事例がない状態なので、良くも悪くもビジネスの正攻法である市場分析や過去のデータをもとに実行するということができません。
今はまだ無いサービスを創っていく会社ですので、本気で挑戦できる人たち、そしてそれを楽しめる人たちであることが重要だと思います。
Brave groupのバリューの一つに「人生を楽しもう」というバリューがあります。
人生や仕事を楽しめる人や、本気で挑戦できる人がこの会社にフィットすると思います。
―― 人生や仕事を楽しめる人とのことですが、一般的には「仕事を楽しむ」ことはなかなか難しいと考えられています。
どうすれば近藤さんのように仕事を楽しめるのでしょうか?
私は他の方と比較して、プライベートで幸福を感じることが少ないのだと思います(笑)。
青春時代も社会に適合できるタイプではなかったですし、仕事が終わったあともゲームを進めるくらいしか、楽しめるものがありませんでした。
だからこそ、「挑戦したいことができている今が楽しい」のかもしれませんね。
―― とても嬉しい言葉です!楽しいと思える環境を自身で創り出し、活躍されているからこそ、今が楽しいと感じられるのでしょうね。
それでは、最後にこの記事を読んでいる読者の皆様へメッセージをお願いいたします!
私自身、当社グループが運営している事業のファンだったということが、当社へ興味を持ったきっかけではありますが、当社にジョインをして楽しく日々の業務に従事しています。
MetaLabはまだまだ立ち上がったばかりの組織です。
事例が無い状態だからこそ、前向きで、自分の好きなことや新しいことを周囲に発信し続けて、周囲をポジティブに巻き込みながら業務を推進できる方や、自信を持ってサービス案や企画を発信できる方であれば、私と同じくらい仕事が楽しめる環境だと思います。
一方で、仕組化された組織の中でルールどおりに働きたい方や、自身の業務範囲の枠を超えることが怖いと感じる安定志向の方であれば、当社のカルチャーとはあまり合わないかもしれません。
当社の事業のフェーズや組織、そしてカルチャーに魅力を感じて頂ける方や、私と一緒に走っていただける方からのご応募をお待ちしています!
―― ありがとうございました!
ありがとうございました!
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